検定対策
2017.10.31配信
【質問】
毛が成長し抜け落ちるまでの周期のことを毛周期と言います。次の空白を埋めましょう。
またどの時期がまつ毛エクステ装着に適しているでしょうか?
成長初期→ ①→② →③
【解答】
①成長期
②退行期
③休止期
適している時期 :退行期
【解説】
毛周期には、毛が伸びる成長期、抜ける準備をする退行期、抜け落ちるまでの時期である休止期があります。
成長期のまつ毛に装着すると数日で伸びてしまい毛先にばらつきがでたり、万が一故意に抜けてしまった場合、次に生えてくるまでに時間がかかるためすき間があるように見えてしまう可能性があります。
休止期のまつ毛に装着すると数日で抜け落ちてしまう可能性があります。
したがって毛の成長が止まって抜け落ちるまでの時期である退行期が人工毛を装着するのに最も適している時期と言えます。
実際の施術では「どのサイクルの時期の毛なのか」を見分けることは難しいため、今日装着した人工毛が翌日には抜け落ちてしまう可能性があります。
クレームに繋がらないよう、お客様へあらかじめ毛周期の説明をし、ご理解いただけるようしっかり学びましょう。
~テキスト基礎編 第2章 生理学Ⅰ~ 「毛周期」より
【質問】
角膜は層構造になっています。
表面から順に5層書きましょう。
①
②
③
④
⑤
【解答】
①角膜上皮層(上皮細胞)
②ボーマン膜
③角膜実質層
④デスメ膜
⑤角膜内皮層(内皮細胞)
【解説】
眼に入った光が一番最初に通過するのは、角膜という透明な膜です。カメラにたとえるなら、レンズの前のフィルターのようなものです。
角膜の病気の多くは、上皮にできた傷から起きてきます。コンタクトレンズの不適切な使用や目に入ったゴミ、逆さまつげ、光線による刺激などが、頻度の高い原因としてあげられます。
上皮は敏感なので傷ができるととても痛み、涙が出て、目が赤くなります。
上皮に傷がついても、上皮細胞は修復速度が早いため、きちんとケアすれば短期間で治ります。しかし、傷が治りきるまではバリア機能が低下していますので、細菌などに大変感染しやすい状態が続きます。
まつ毛エクステの施術は、人体の中でもデリケートで重要な機能や役割を持つ大切な部分かつ、細菌や病原体が繁殖しやすく、また粘膜に非常に近い部分での施術となるため、施術者は目の構造についてしっかりと知識を身につけ、衛生管理を徹底し目の安全や衛生を第一に考えるよう努めましょう。
~テキスト基礎編 第6章 生理学Ⅱ~ 「角膜」より
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